こんにちは!
武田塾洲本校(淡路島)講師の三村です。
少子化が進む日本ですが、2022年度に新しく開学する大学があります。それが、
大阪公立大学!
です。
今日は、
2022年4月に新しく開学する大阪公立大学について最新情報を書きたいと思います。
以前紹介ブログを書きましたが、最新情報が入りましたのでその続きです。
関西圏はもちろん、全国からも注目されている大学ですので、是非押さえておきましょう!
大阪公立大学とは
まず、大阪公立大学の概要を押さえておきましょう。
大阪、京都、兵庫の国公立大学といえば、下記の13校でした。
<国立>
大阪大学、京都大学、神戸大学
<公立>
大阪市立大学、大阪府立大学、大阪教育大学
京都府立大学、京都教育大学、京都市立芸術大学
神戸市外国語大学、兵庫県立大学、兵庫教育大学、福知山公立大学
そして、
この中の大阪市立大学と大阪府立大学が統合「大阪公立大学」となり、2022年4月に開学されます。
このご時世ならではの出来事ですね。
全国規模の公立総合大学に!
2つの公立大学が統合することで、
12の学部・学域、学生数1万6千人、
大阪府内に6キャンパス、1サテライト
という全国規模の公立総合大学になります。
ちなみに、規模レベルで言うと、
1位 東京大学
2位 大阪大学
3位 大阪公立大学
です!
ホームページによると、大阪公立大学のミッションは、
大学という枠を超えた”知の拠点”として人や社会、都市、世界を結びつけ、社会の持続的な発展をリードするために。
ダイナミックに変化を続ける社会を捉え、世界の現状をありのままに見つめ、今を生きる”知”を、そして新たな未来に描く”知”を発信し続けること。
と掲げています。
また、全国規模の総合大学でありながら、
教員1人に対する学生数が8.6人という少人数指導を実現しています。
入試情報
気になる入試内容ですが、
多くの場合は前大学の入試制度を引き継いでいるようです。
まず学部共通で、共通テスト5教科7、8科目です。
個別試験は学部により異なります。
個別試験の注意点
大阪市立大学、大阪府立大学の入試内容を受け継がれる傾向が強いですが、
その中でも注意が必要な教科は以下の通りです。
英語が難しい!
大阪市立大学の入試がスライドした場合、
量・記述、英作文対策が必須です。神戸大学より難しいかも?!
数学が難しい!
こちらもスライドした場合、
証明問題が多いため、本質的な理解が必須です。
(4題中2題が証明だったり、多い時はほとんど証明だったりします。)
キャンパス情報
そして、ここからが最新情報です。
2025年に森之宮(=大阪城の近く)にメインキャンパスが設けられ、
医学部、文学部など、およそ7000人が学ぶキャンパスになる見込みです。
地上13階建ての校舎には、地域の住民らにも開放する図書館を設け、
社会課題の解決に向けあらゆる人が集う場所にし、新しいものを生み出したい考えとのことです。
事業費420億円の注目のキャンパスが出来上がります。
まとめ
関西圏の国公立大学といえば、
京都大学、大阪大学、神戸大学
の3大学ですが、
今後ここに大阪公立大学が入ってくるかもしれません。
特に神戸大学を希望している学生が流れてくる可能性は高そうです。
また、
共通テスト後に、京大、阪大志望者が流れてくる可能性もありそうです。
いずれにしても、
大阪公立大学の詳細をホームページやパンフレット等で確認しておきましょう!
皆さんの知的欲求を満たすような学びがあるかもしれませんよ!
では!