皆さんこんにちは!
武田塾洲本校(淡路島)講師の三村です。
先日淡路島に大きな綺麗な虹が出ました。
雨続きの日々ですが、雨だからこそ見れる景色がありますね。
そんな時、
「受験生も同じだなぁ」
とふと思いました。
受験生にとっては辛い日々が続くと思いですが、だからこそ見れる景色があります。
辛いからこそ、乗り越えた先には感動があります。
受験の先にある未来に向けてやってやりましょう!
さて本題です。
小論文対策について聞くと、
・そもそも小論文って何?
・何からやったらいいか分からない。
・小論文より5教科が優先したい。
という意見があるように、
小論文は受験生にとって優先順位が低い科目となり、入試直前期に対策する人が多いようです。
でもだからこそ、
ここで差をつけることができます。
今日は小論文対策入門編ということで、 対策する前に知って欲しいことを3つにまとめてみました。
是非最後まで読んでくださいね!
小論文対策の前に知って欲しい3つのこと。
1.小論文の特性を理解する。
2.志望校の過去問を必ず見る。
3.書いてみること
1.小論文の特性を理解しておく
まずは小論文の特性を理解しましょう。
国社数理英それぞれに特性があるように小論文にも特性があります。
そもそも小論文って何?
そもそも小論文とは、
「問われたこと(社会問題など)に対して、自分の意見を筋道をたてて説明し、相手を説得する文章のこと」
です。
このことから言えることは、
常に問題意識を持っている人で、
その問題に対して、自分の意見を筋道をたてて説明できる人
は小論文に向いているということです。
もし当てはまらないと思った人は、今からでも遅くありません。
日々流れてくるニュースや情報に対して疑問を持ち、
それらについて自分の意見をアウトプットすることから始めましょう。
開始時期について
まず小論文は特性として、
「一旦書けるようになれば期間が開いても、取り戻すことにあまり時間を要しない科目」
です。その為、
できるだけ早め(高校3年春がオススメ!)に対策を始めて、
書けるようになったら一旦止めて、
秋ころに再度対策をして調整する。
この流れが理想的です。
もしあなたが現在高校3年生であれば、
このブログを読んだ後すぐに始めましょう。
小論文は個人差と段階がある
小論文は個人差が大きい科目です。
そういった意味でも、できるだけ早めに始めることが大切です。
また、現代文との親和性も高い科目なので、
高校1、2年生の皆さんは学校の授業をしっかり聞き、
受験生の皆さんは、少しでも早く現代文の基礎レベルを仕上げるようにしましょう。
2.志望校の過去問を必ず見る
小論文の特性が分かったら、次は志望校の過去問を見ます。
まず大前提として、大学側が求めている人物像があります。
そしてその人物像かどうかを判断するのが小論文です。
となれば、当たり前ですが大学によって問われる内容も変わってきます。
最近の小論文のパターンについて軽く触れると、大きく分けて
・文章読解
・議論
・問題解決型
・テーマ型
の4つです。
それぞれのことを具体的に説明するのは別の機会にするとして、とにかく、
同じ小論文でも大学によって問われている内容が違います。
必ず志望校の過去問を見て傾向を把握しましょう。
3.書いてみること
志望する大学の過去問を見たら、 次は実際に書いてみましょう。
いきなり無理でしょ!
そんな声も聞こえてきそうですが、書いてみないことにはあなたの現在地が把握できません。
例え書けなかったとしても、
書けなかったことが分かること自体に価値があります。
目的地と現在地の距離が分かれば、対策の仕方もかかる時間も目処が立ちますからね。
とにかく書いてみましょう!
まとめ
今日は小論文に入る前に知って欲しいことについて書きました。
どの科目でも同じですが、
方針を立てず闇雲にやっても、できるようにはなりません。
小論文の特性を知り、正しいやり方で取り組めば、必ず書けるようになります。
また心構えとして、
入試科目だから小論文対策をするというよりは、
日常から意識を変え、世の中のことに常に疑問を持つ癖をつけ、それに対し自分の考えをアウトプットする習慣を持つことで、
結果的に小論文も書けるようになった
となることが望ましいのではないでしょうか。
受験勉強もあなたを幸せにする為のツールの1つに過ぎません。
受験のための受験ではなく、
あなたの人生のための受験
と捉えて日々取り組んでみてください。
きっと勉強に向き合う姿勢が変わると思います。
武田塾洲本校(淡路島)では、目標に向かって努力する皆さんを応援しています。
いつでも相談してくださいね!